2012年12月30日日曜日

宮代町の年末の風物 宮代台の帰省者用駐車場がオープン

宮代町の年末を彩る、恒例の宮代台の帰省者用臨時駐車場が29日、オープンした。来年1月3日まで。


宮代町で最大規模の住宅団地である宮代台のお正月というと、建設当時は故郷に帰省する人が多く見られたが、このところは、宮代台を故郷とする人が多くなり、宮代台に帰省する子どもや孫が多くなっている。


こうした帰省する人たちが団地内の道路に路上駐車して事故などが発生してはということで、宮代台自治会では、この時期に、宮代台南遊水地公園を臨時の駐車場として開放。帰省者への便宜を図っている。


今年も、恒例の駐車場が29日からオープン来年1月3日まで開放される。

2012年12月19日水曜日

宮代町のごみ問題を考える講演会開催へ 日本工業大学

日本工業大学は、来年1月19日、「宮代町のごみ問題~その歴史と課題~」と題する特別講演会を開催すると同大学公式ホームページで明らかにした。参加費無料。一般の聴講も可。

(写真は2012年1月に行なわれた環境特別講演会の様子。以下同)
 
日本工業大学は工学系の大学として逸早く環境研究・教育に取り組み、ものづくり環境学科、生活環境デザイン学科を有する。
また、大学自体としての環境への取り組みも積極的で、2012年の「第4回エコ大学ランキング」では日本一に輝やいている。
宮代町の環境施策についても、助言を行なう一方、宮代町の小学校5・6年生が取り組むキッズISOには環境アドバイサーとして佐藤教授が先進的な指導を行なっているほか学生等も教育支援を行なっている。


こうした中で、環境教育の内外への普及を図るため、様々なテーマ・角度から環境問題について研究・開発・実践を行なっている人を招いて環境特別講演会を行なっているもの。
本年は、1月に東日本大震災の被災地の現場でがれき処理を進める国立環境研究所の遠藤和人・主任研究員を講師に招いて、環境特別講演会「災害と廃棄物~火災予防対策や有効利用の可能性~」を開催した。


来年1月19日に開催する環境特別講演会のテーマは「宮代町のごみ問題~その歴史と課題~」。

講師は宮代町のごみ問題に深く関り、見続けてきた日本工業大学ものづくり環境学科の佐藤茂夫教授。

久喜市と共に久喜宮代衛生組合を設立してごみ処理を行なってきた宮代町。久喜市が1市3町の合併を行い、新久喜市となる中で、将来のごみ処理問題はどうあるべきかの論議・方向付けがポイントとなってきている中での講演は注目される。

環境特別講演会 開催概要は次のとおり。
テーマ:「宮代町のごみ問題~その歴史と課題~」
日 時:2013年1月19日(土) 15:00~17:00
会 場:日本工業大学 学友会館ホール
講 師:佐藤 茂夫 氏(日本工業大学工学部ものづくり環境学科教授 [専門分野]材料工学、廃棄物処理 [受賞履歴]日本材料試験技術協会賞)
主 催:日本工業大学
問合せ先: 日本工業大学 環境推進事務局 TEL. 0480-33-7486

2012年12月18日火曜日

51名に修了書 2012年度みやしろ大学閉講

埼玉県宮代町の生涯学習学校・みやしろ大学は18日、今年度最後の講義を行い、2012年度の講義を閉講した。全8回の講義のうち、6講義以上に出席した51名に、学長である宮代町教育長から修了証が授与された。


みやしろ大学は、町内のシニア世代を主な対象とした生涯学習の大学。年間8回の講義や県外学習などが行なわれ、今年度は197名が入学した。


今年度最後の講義となったのは、『「物」が「流」れるってどういうコト?』と題しての「物流」についての学習。


講師は国土交通省総務政策局の朝津さん。
 

物流の基礎から、3.11の東日本大震災における「物流」の状況と、その問題点及び改善への取り組み、環境負荷の少ない物流の実現、グローバル化の中の物流とその円滑化に向けた政府間協議の状況、これからの総合的な物流施策の検討状況など、アカデミックな内容を分かりやすく噛み砕いての講義。


講義は予定の90分を超える熱の入ったものとなり、聴講生からは専門的な質問も飛び出すなど質の高い講座となった。
講座終了後、閉校式を行い51名の修了者の代表に修了証が授与された。


2012年度のみやしろ大学は、これで閉講となったが、来年度も開講の予定で、宮代町では講座・研修の企画運営を行なうなど、来年度の大学の自主運営組織となる「運営委員」の募集を行なっている。問い合わせは、宮代町教育委員会生涯学習担当(34-1111内線434)まで。

2012年12月16日日曜日

自然豊かな宮代町で日向ぼっこ(?)のカワセミと遊ぶ

本日の宮代町地域は最高気温17.2度(久喜アメダス)と、11月中旬と1ヶ月季節が逆戻りした陽気。


暖かさに誘われて、自然豊かな宮代町をゆったりと散歩。


川沿いを歩いていると、カワセミに遭遇。カワセミも暖かな陽射しを浴びてのんびりムード。


私がカメラを向けるとさすがに警戒の様子で、私から目を離さないが、


すぐに飛び立つ様子もなく、私とカワセミは、しばし、お見合い。


でも、すぐに飛び立たない割にはカワセミに落ち着きがない。


右目で私を確認したり


すぐさま左目でちら見かと思えば、あちらを見たりこちらに首を動かしたり、


様々なポーズをとりながらも、ポイントポイントでは私から視線をはずさない。


そうこうするうちに、カワセミが、やおら、口をあけてペリットを吐き出した。


カワセミなど肉食の鳥は、魚や昆虫など食べたもののなかで消化できない骨やうろこなどをまとめて吐き出すのだそうである。その吐き出したものをペリットと呼ぶのだそうだ。


このカワセミ、吐き出したあとはすっきりしたのか「見たな」という顔で私をジロリと見て


長居は無用とばかりに飛び去っていった。

2012年12月9日日曜日

宮代の桜に願いと想いの灯がともる みやイル・桜イル点灯式

宮代町の冬の風物詩ともなった、宮代町を彩る市民手作りのイルミネーションが9日、多くの市民のカウントダウンで午後7時13分点灯された。今年は、この市民のイルミネーションにくわえて、花と自然の町・宮代を象徴する中須用水沿いの桜並木にもイルミネーションが点灯された。



宮代町の市民手作りのイルミネーションは2005年に日本工業大学など宮代町の若者などが中心となってスタート、市民や地域商店・企業などを巻き込んで、年々、規模を拡大、今年で7回目を迎えた。


これまでは屋外型の大きなイルミネーションを市民の手作りで制作・設置してきたが、今年は、誰でもが仲間や家族と力を合わせながら手作りできる、ハンディタイプのイルミネーションを制作、これを点灯したもの。


屋外にはこれまでに制作した大型のイルミネーションを設置し、宮代町の冬を1月13日、まで、暖かく照らす。


 
屋外のイルミネーションとしては、今年から新たに、桜イルミをスタート。みやしろイルミネーション(みやイル)の点灯式に合わせて、中須用水沿いの桜並木10本ほどをイルミネーションで飾り、点灯を行った。
 

色鮮やかなイルミネーションは好評で、早くも人気を集めそうな感じ。


この「桜イルミ」には、宮代町民の願いや思いを書き込んだ桜の花びら絵馬がつけられた。


これらの絵馬は、桜を愛し絵馬への記入を希望した町民や、9日の点灯式に訪れた町民などがしたためたもの。


絵馬にはそれぞれの願いや


想いの詰まった事柄などが書かれ


道行く人が目にする場面も。


9日の点灯式は午後4時からスタート


宮代町を拠点に活躍するアーチストや


みやイルを盛り上げたいという歌手等


多くの音楽家が歌等を披露。


寒風吹く中で、寒さを吹き飛ばさんばかりに熱い演奏。


午後7時過ぎ、日暮れと共に、市民等か手作りしたイルミネーションを


庄司・宮代町長の音頭でカウントダウンして、各自が点灯した。


同じ時刻、中須用水沿いの桜並木のイルミネーションも点灯した。


宮代町は先に桜のオーナー制度で中須用水沿いに桜を植樹。


4年後の平成28年には20周年を迎えることとなる。


植樹した桜の樹は大きくなり、春には宮代町をピンクに染める一役を立派に果たしている。


これら桜のオーナー制度による桜など、宮代町には町が管理する桜だけでも840本ほどがあり、東武動物公園など他の桜を加えると数千本の桜の町でもある。


「みやイル」「桜イル」とも来年1月13日まで宮代町を照らす。なお、宮代町では東武動物公園でもイルミネーションが点されている