宮代町の一部の畑で秋ソバの花が開花し一面の白い絨毯と化しつつある。美しいのでカメラを向けてみたが・・・・。変なことに気づいてしまった。
ソバの花のアップの写真を撮っていると、花によって雌蕊が雄蕊より長かったり短かったりするのである。
帰宅して、早速、ネット検索してみた。異形花柱性といい、同じタイプ(例えば短いもの同士)では受精の確率が極めて低い自家不和合性という性質を持っているようである。つまり、雌蕊が長い花と短い花の間で授受粉が行われないとソバの実が出来ない。
その授受粉を行ってくれるのは、虫と風。このため、ソバの結実率は約10%程度と低いのだそうだ。自家不和合性を持たないソバの開発も進んでいるようだが・・・。
ソバを、あだやおろそかにしてはいけないと自戒。
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