2013年9月5日木曜日

竜巻災害で緊急質問 宮代町議会

 

宮代町議会は5日、竜巻災害とその対応状況についての緊急質問を執行部に行った。

執行側からは「杉戸警察署及び宮代消防署から突風災害の発災が伝えられ、経過を慎重に見守ったが宮代町への災害はゼロであった」と報告がなされ。

質問者は「どのような災害が発生するかわからない状況の中で、いっそうの緊張感を持って防災に取り組んで欲しい」との要望が行われた。

なお、埼玉県では竜巻による被災者支援のため、日本赤十字社埼玉県支部と埼玉県共同募金会において、義援金の受付を開始しったが、これに呼応するかたちで、宮代町杉戸町幸手市でも募金を開始した。いずれも募金受付は10月31日まで。

開会中の宮代町議会は5日、飯山直一議員から提出された「竜巻に関する緊急質問」を実施することを、公明党を除く多数で可決、同日、一問一答形式の持ち時間30分という特別ルールを決めて(緊急質問のルールがなかったため)執行部の対応を質した。

質問に対し、執行部では「1時50分頃警報が発令され、注意深く見守っていたところ、2時10分頃に杉戸警察署と宮代消防署から越谷地区で突風災害が発災したとの報が入り、続いて、宮代町に災害がなかったことが確認された。越谷市に支援の申し出を、さらには松伏町にも同様の支援の申し出を行った」と報告した。

飯山議員は「宮代町に被害がなかったとは言え、9月2日の発災にもかかわらず、9月3、4、5日の本会議開催中のいずれにも、経過報告がなかったことは遺憾である。どのような災害が発生するかわからない中で町民の安全と命を守るため、いっそうの緊張感を持って、防災に取り組んで欲しい」と要望を行って、緊急質問を終えた。

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