絶滅危惧最上ランク(全国・埼玉県とも絶滅危惧Ⅰ(1)類)のオオモノサシトンボが宮代町でも生き続けていることがわかった。
オオモノサシトンボの生息域は非常に限られており、「関東地区を中心に新潟県や宮城県にも産地はあるが、きわめて局地的な分布をする」(埼玉県レッドデータブック2008)。「本県ではこれまでに生息地が25ヶ所記録されているという。これらの産地の多くは、(中略)個体数が激減している所も多いが、現在でも中川・加須低地を中心にいくつかの生息地が点在する」(埼玉県レッドデータブック2008)。
蓮田市や杉戸町など近隣の市町でも生息地があるとされており、宮代町での生息地が新たに確認されたもの。
生息の実態調査と、生息地の保全に向けた取り組みが急務となりそう。
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