今回、起業した業務は宮代町施設案内タッチパネルサービス「みやナビ+(プラス)」と
町民や宮代町を訪れた人が語らい交流するベンチを受注・製作・販売・設置する「学生とまちを結ぶ間(あわい)のベンチ」業務の二つ。
学生らしい、既成概念にとらわれない、自由な発想を大切にしながら、宮代町が進める「第4次総合計画」の「宮代型観光推進事業」に合致する、斬新で新しいビジネスとして展開が可能な業務を実施するもの。
日本工業大学は起業を志す学生を支援すると共に起業家精神を醸成しその資質を養うことを目的に2006年度から、同校学生等を対象とした「ビジネスプランコンテスト」を毎年実施している。
宮代町では、こうした学生たちのアイデアと起業家精神をまちづくりに生かし、宮代町を若者の感性にあふれた魅力的で若者の訪れたい・住みたい街とするため、2010年度から、同コンテストに「町長賞」を新設し、学生起業家の支援方針を打ち出している。
今回、起業した「みやナビ+(プラス)」は昨年度の宮代町長賞に選ばれた『駅前の空き店舗を利用した飲食店等案内サービス』を具体化したもので
店舗に設置された、タッチパネルを操作すると
宮代町のグルメ情報や観光情報
公共施設案内やイベント情報などが即座に得られるというもの
また、『学生とまちを結ぶ“間(あわい)のベンチ”』は、何気ないところに何気ない語らいと交流が出来るベンチを置いて、心と心の触れ合いを大切にする宮代町のイメージアップにつなげていこうという企画。
こうしたベンチの受注から設置までを行なうほか、学生と町民、観光客と町民など様々な交流の場作りを行なったり、子どもたちに「ミニものづくり体験」や「ワークショップ」を実施して、間(あわい)の環境づくりを進めたい考え。