宮代町社会福祉協議会は9日、震災時、復旧・復興に向けた対応を担う「ボランティアセンター」の整備を検討しようと、3.11東日本大震災で相馬市のボランティアセンターを運営した相馬市社会福祉協議会の今野大事務局長の講演を聞くと共に、災害図上訓練を実施した。
ボランティア活動に関心を持つ町民など80名ほどが参加した。
大震災など災害発生時、住民の生命・財産を守る対応の先頭に立つのが市町村が設置する「災害対策本部」。各地方自治体では防災計画を策定して、災害時の対応方針をマニュアル化したり、業務継続計画を策定して、住民サービスが途切れることが無いよう態勢の整備を図っている。
命を守る対応が「災害対策本部」とするならば、復旧・復興に向けた対応の一翼を担うのが「ボランティアセンター」。
こうした「災害ボランティアセンター」の設置のあり方を研究・検討しようと講演会と図上訓練が実施されたもの。
9日は、最初に相馬市社会福祉協議会の今野大事務局長から3.11の東日本大震災の際の「相馬市のボランティアセンター」の設置から現在に至るまでの経過や成果・問題点等を具体的名事象を交えて講演してもらった。
昼食休憩をはさんで、午後からは災害を想定しての図上訓練を行なった。
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