地球温暖化対策に積極的な取り込みを行い、「第4回エコ大学ランキング」で全国総合第1位に輝いた日本工業大学では、地域の人と共に通学路を中心とした宮代町を美しい街にしようと、24日、「清掃美化活動」を実施した。
日本工業大学の学生や教職員を中心に、宮代町の町民やフレンダム、みやしろエコスターズの各団体など約150名が清掃活動に参加した。
この清掃活動の主催者である「日本工業大学学生環境推進委員会」の指揮で、東武動物公園駅から日本工業大学までを4コースに分けて清掃。
秋が深まり、落ち葉を踏みしめながらゴミ拾い。
宮代町では、「はなみやしろ」活動等町を綺麗に花いっぱいにしていこうとの活動が進められているが、そうした道路等も学生や町民が交流しながら清掃活動が行なわれた。
日本工業大学は、ものづくり環境学科を持つなど、環境教育に積極的に取り組む一方、
国内の大学として最大規模を誇っていた太陽光発電設備の更なる増設を行い、設備容量を523kWとするなど自然エネルギーによる創エネにも取り組み、昨年度は、学内全消費電力のうち約6%を自然エネルギーで賄った。
また、学生も「学生環境推進委員会」を結成し、学内はもとより、町の各種イベントなどにも積極協力し、エコ意識の醸成と啓蒙に努めている。
今回の「清掃美化活動」は、その一環として毎年行なわれており、秋の恒例行事ともなっている。
こうした、日本工業大学の活動は高く評価されており、学生による全国の大学の省エネなどの環境対策の取り組み状況を評価しランキング化する「エコ大学ランキング」では初参加の第2回以来常に上位ランクの評価を得ている。
ちなみに、初参加の平成22年の第2回エコ大学ランキングでは、総合第4位(私大部門第1位)に入賞。23年の第3回も総合第4位(私大部門第2位)。
そして今年度は、総合第1位と「日本一」に輝いた。
なお、宮代町も、町内美化活動には積極的に取り組んでおり、町内各種団体や東武動物公園の職員などが定期的に町内清掃活動を行なっている。
明日25日は、宮代町コミュニティ協議会の主催による「クリーンウォーキング」が開催される予定。
宮代町コミュニティ協議会では「一緒にゴミを拾いながら町を散策してみませんか?出会いや交流を目的にウォーキングイベントを開催します。西光院、五社神社の歴史を郷土資料館職員の説明で学び、最後はみんなでけんちん汁をいただきます。ぜひ、ご参加ください!」としている。
日時:11月25日(日) 9時東グラウンド集合、11時30分ころまで※雨天中止
費用:無料
問合わせ:宮代町コミュニティセンター進修館