みやしろ大学は、町内のシニア世代を主な対象とした生涯学習の大学。年間8回の講義や県外学習などが行なわれ、今年度は197名が入学した。
今年度最後の講義となったのは、『「物」が「流」れるってどういうコト?』と題しての「物流」についての学習。
講師は国土交通省総務政策局の朝津さん。
物流の基礎から、3.11の東日本大震災における「物流」の状況と、その問題点及び改善への取り組み、環境負荷の少ない物流の実現、グローバル化の中の物流とその円滑化に向けた政府間協議の状況、これからの総合的な物流施策の検討状況など、アカデミックな内容を分かりやすく噛み砕いての講義。
講義は予定の90分を超える熱の入ったものとなり、聴講生からは専門的な質問も飛び出すなど質の高い講座となった。
講座終了後、閉校式を行い51名の修了者の代表に修了証が授与された。
2012年度のみやしろ大学は、これで閉講となったが、来年度も開講の予定で、宮代町では講座・研修の企画運営を行なうなど、来年度の大学の自主運営組織となる「運営委員」の募集を行なっている。問い合わせは、宮代町教育委員会生涯学習担当(34-1111内線434)まで。
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