2012年6月11日月曜日

花が枝になり、その枝に花が咲く トマトではよくあること?

宮代町の家庭菜園でもトマトの季節である。その栽培者からこんな情報が寄せられた。


「花が咲くはずのところが枝になった」というのである。トマトの場合、花軸が出来て、花軸から複数の花柄が出てその先端に花が咲く。


だが、このトマト。途中までは正常だったが、花軸の先がするすると伸びて、枝になってしまった。
様子を見ようと、しばらくほって置いたら、花が咲いたところには実がついて


伸びた枝の先には葉が出て


新しく花軸が現れて、花まで咲いた。
これは、勢いの良い(窒素肥料分の多い)状態のトマトではよく見られる現象のようである。


植物は、葉が変化して花になるが、花にならずに葉になる「先祖返り」というのだそうである。